後遺障害併合11級の示談交渉にて事前提示から450万円超の増額
- CASE1268
- 2025年06月17日更新

- 50代
- 女性
- 主婦
- 示談交渉
- ■後遺障害等級併合11級
- ■傷病名右寛骨臼骨折、右鎖骨骨折、多発肋骨骨折、右眼窩変形治癒骨折
- 最終示談金額1700万円
ご相談に至った経緯
Tさんは自動車乗車中、青信号で差しかかかった交差点内で赤信号無視の加害車両と衝突し、股関節の機能障害と複視の後遺症が残り、後遺障害併合11級の認定を受けました。この認定結果を前提に、相手方保険会社から賠償額の提示を受け、弁護士への相談を決められました。
ご相談内容
ご相談内容は、相手方保険会社による事前の損害賠償額提示の妥当性を知りたいというものでした。
当方から、仮に11級という事前認定結果自体が妥当だとしても、保険会社提示額は任意保険基準での低水準な計算になっていることを案内したところ、示談交渉による適切な水準での解決を希望されたことから、当事務所がお手伝いすることになりました。
ベリーベストの対応とその結果
まず、併合11級の認定は、弁護士が介入しないまま相手方保険会社の事前認定で認定されたことから、その妥当性を検証しました。もっとも、この点については特に問題は見当たらなかったことから、併合11級が妥当だと判断した上で、11級を前提とした事前の損害賠償提示額の妥当性の検証に移りました。
検証の結果、特に慰謝料などの費目が、任意保険基準でのきわめて低水準の提示となっていたことから、当方として適切な損害賠償額を確定させた上で、示談交渉を開始しました。
相手方保険会社は、当方からの指摘に対応する形で、事前提示額を引き上げた譲歩案を改めて提示しました。もっとも、これを受けて当方がさらに粘り強く交渉を続けたところ、最終的に事前提示額から450万円以上の増額である1700万円で示談することができました。
検証の結果、特に慰謝料などの費目が、任意保険基準でのきわめて低水準の提示となっていたことから、当方として適切な損害賠償額を確定させた上で、示談交渉を開始しました。
相手方保険会社は、当方からの指摘に対応する形で、事前提示額を引き上げた譲歩案を改めて提示しました。もっとも、これを受けて当方がさらに粘り強く交渉を続けたところ、最終的に事前提示額から450万円以上の増額である1700万円で示談することができました。
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